業務改善という言葉はよく言われることですが、皆さまの業務現場ではどのようなプロセスを踏んで改善につなげていますでしょうか?
様々なアプローチで改善をすることが可能ですが、一般的な方法として業務調査というものをします。コンサルティング企業でよくある方法として、業務フローを作成して問題点を把握するということをします。当社でも業務フローの作成はよく行います。
現場で調査をしている時に、業務関係者に業務内容を聞くことがありますが、人により言っていることが違っていることというのはよく起こります。
業務フローを作成していると、業務関係者の目に見えることになり認識の齟齬をなくすことができます。
その他にも下記のような効果を得られます。
・現場従業員始め、全社で認識統一された業務を把握することができる。
・ムダがあり問題の業務を知ることができ対策を立てられる。
・新卒、中途社員が業務の全体像、流れを把握でき習熟が早くなる。
・結果として、教育コストの削減
このような効果があり業務のよりどころになることから、経営、現場視点で重要な資産になります。
人により言うことが変わることも防ぐことからムダなコミュニケーション時間もなくすことができます。
ただ1点大変なところは、業務フローを作成することです。
業務フローの作成は、ある程度のトレーニングを積めば形にすることができるかと思います。皆様の現場をよく見て業務フローを作成してみてください。
何度か取り組みをしていると作成もスムーズになってくるかと思います。現場の何人かが集まって作成をしていくことも有効かと思います。
こちらのページでは、業務フローの作成にあたり参考となるフォーマットとサンプルをご提供します。
皆様の業務運営にお役に立てますと幸いです。